季節の健康と漢方 - 胃腸

胃腸イメージ

夏は胃腸トラブルに注意!

暑い夏は、冷たいビールやアイスクリームなどが美味しく感じる季節ですね。バーベキューや海の家など夏のレジャーで美味しいものをつい飲み過ぎてしまったり、食べ過ぎてしまったりすることも増えるかもしれません。しかし、胃腸に負担をかけ過ぎるとさまざまなトラブルの原因となります。 このコラムでは、胃腸トラブルの中でも、胃もたれがある方や食欲が低下気味な方向けに、原因と対処法についてご紹介します。

胃腸のはたらき

胃腸は食べ物を消化して、栄養素を吸収するはたらきをもっています。吸収された栄養素はエネルギー源として作り替えられ、全身に運ばれて利用されます。 東洋医学の考え方では、消化・吸収は「脾」と「胃」が担っています。協力してはたらくので、まとめて「脾胃」と呼ばれます。脾胃は食べ物から「気」、いわゆるエネルギーをつくります。元気な体のためには、脾胃のはたらきを整えることが大切になります。

胃腸はデリケートな臓器です。ストレスや食生活の乱れ、不規則な生活など、さまざまな要因によってトラブルを起こします。また、冷えに弱いので、冷たいものを摂りすぎるとはたらきが落ちやすくなります。

胃腸のイメージ

症状

胸やけ・胃もたれ

胸やけは、胃の上の方が焼けるように熱く感じることです。また胃もたれとは、胃に何か残っている感じがする、胃が重く感じることです。胸やけや胃もたれは、食べ過ぎや飲み過ぎが原因となることが多く、また、ストレスや過労、睡眠不足によって生じる場合もあります。

食欲不振

食欲不振とは、食べる気がしない、食べたいけれど食べられない、おいしく食べられないなどを指します。原因は、精神的なストレスによるもの、胃腸の機能低下によるものなどが考えられますが、食欲不振が続くと十分に栄養分を摂れずに疲れやすくなったり、貧血になったりと、ますます体調を崩すことになりかねません。 食欲は、ちょっとした身体の変調やストレスなどの影響を受けやすく、とくに現代では精神的ストレスによる食欲不振が増えていると言われています。また、夏バテや生活習慣の乱れなどが原因となることもあります。

食欲不振のイメージ

対処法

胃腸のはたらきを補う食材を食事に取り入れてみましょう。枝豆やとうもろこし、キャベツなどがおすすめです。パセリ、しょうが、シソといった薬味も食欲を増進させる効果が期待できます。 胃腸は水分を摂りすぎるとはたらきが落ちてしまいます。暑くて食欲がわかないために飲み物でしのいでいる方も、胃腸に負担をかけにくい食事を意識してみましょう。 タバコや酒、香辛料などの嗜好品も過剰に摂っていないか見直してみることも大切です。

枝豆、とうもろこし、キャベツ、パセリ、しょうが、シソ のイメージ

おすすめの漢方薬

あんちゅうさんかぶくりょう

安中散加茯苓

神経過敏で胃痛や胃もたれがある方の、神経性胃炎、胃腸虚弱に。

はんげしゃしんとう

半夏瀉心湯

みぞおちがつかえた感じや悪心・嘔吐がある方の、急・慢性胃腸炎、下痢・軟便、口内炎などに。

へいいさん

平胃散

消化が悪く食後に下痢しやすい方の、食べ過ぎによる胃のもたれや消化不良、食欲不振などに。

りっくんしとう

六君子湯

疲れやすく貧血性で手足が冷えやすい方の、胃炎、胃痛、嘔吐などに。

ジェーピーエス製薬株式会社 ロゴ

Copyright © JPS Pharmaceutical CO.,LTD. All Right Reserved.

このサイトに記載されている内容の無断転載、複製を一切禁じます。

TOPへ戻る