季節の健康と漢方 - ニキビ
春到来!ニキビも到来?
春は肌がゆらぎやすい季節です。気付けばニキビが増えている……そんな経験はありませんか? 生活も肌も変わりやすいこの時期、ニキビを正しくケアして肌トラブルを防ぎましょう。
ニキビができる原因
ニキビは皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖などが主な原因です。食生活の乱れやストレス、ホルモンバランスの変化も関係していますので、環境の変化が多いときは要注意です。春は花粉など外部からの刺激も多いので、肌トラブルが増えやすくなります。 また、ニキビができる部位によっても原因が異なると言われています。例えばおでこにできるのは皮脂の過剰分泌、口周りは胃腸の不調が関係していることがあります。必ずしも原因が特定できるわけではありませんが、繰り返し同じ場所にできてしまう場合は、改善してほしいという体のサインかもしれません。
日々のニキビ対策
ニキビができてしまったら、まずは毎日のスキンケアと生活習慣を見直してみましょう。
やさしく洗顔
毛穴詰まりの原因となる過剰な皮脂や汚れを落とします。 ゴシゴシこすると肌に刺激を与えてしまうので、力を入れずにやさしく洗いましょう。 また、洗いすぎも肌にとって刺激になりますので、朝と晩の2回程度で大丈夫です。
しっかり保湿
肌が乾燥していると皮脂が過剰に分泌されてしまいます。洗顔後は化粧水や乳液でしっかり保湿しましょう。
食生活を見直す
脂っこい食事や甘いものの摂りすぎを避け、ビタミンB群やビタミンCを含む食材を意識的に取り入れましょう。
十分な睡眠
睡眠不足はホルモンバランスの乱れを引き起こし、ニキビの原因になります。お肌のためにも早寝を心がけましょう。
東洋医学からみたニキビ
東洋医学では、体を構成する三つの要素「気・血・水」が正常に体を巡っていることで健康が保たれていると考えます。このうち、「血(けつ)」は体に栄養を与えるものであり、皮膚の健康状態も「血」の巡りが関係しています。また、「気」は体を巡るエネルギーと考えられ、「血」や「水」を運ぶ役割もあるので、「血」の巡りが悪いときは「気」の巡りも関係していることがあります。 さまざまな原因で「気」や「血」が巡らなくなると、そこに熱が発生し、その熱が炎症やニキビになります。 漢方の治療では、体の中の余分な熱を冷ましたり、「血」の巡りそのものを改善したりすることによってニキビを治します。
