先輩インタビュー

製品開発部 田村 真

田村 真MAKOTO TAMURA

平成6年~ 栃木工場 製品開発部勤務

田村さんは薬剤師ということですが、仕事内容を教えていただけますか?

栃木工場で、品質保証責任者を担当しています。
こちらの「事業形態別組織」の表(右表)で、「製品開発部」のところにある仕事ですね。

薬剤師であれば誰でもできる、というものでもないですよね?

そうなんです。医薬品の製造から販売までに精通し、医薬品医療機器等法、GQP(Good Quality Practice/医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療機器の品質管理の基準)、GVP(Good Vigilance Practice/医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療機器の製造販売後安全管理の基準)、GMP(Good Manufacturing Practice/医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準)なども熟知している必要があります。

田村さんは、具体的にはどんなことをされているんですか?

社内業務としては、製品の市場出荷、製造・品質管理、新製品開発の3つについて、責任者として管理しています。
製品の市場出荷については、毎日生産されるすべての製品について、工場内の製造管理者と協力し、医薬品の有効性、安全性を確認して、出荷できるものかどうかを確認、もしくは判定します。
製造・品質管理については、工場での製造管理及び品質管理の方法と、その結果が適切であるかどうかを、先ほど言ったGMPに準じて監視し、指導します。また、国内外から購入する原料や包装資材などについても、GMPに準じて監視、指導します。
そして、新製品開発については、基礎研究から初めて市場に供給するところまで、製品開発過程のすべての業務について管理しています。

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ずっと工場内でお仕事をされているんですか?

そうでもないですよ。「日本薬局方」ってご存知ですか? 日本の医薬品の規格基準書ですが、ここに新規に収載される品目や、すでに収載されている品目について、産官学の有識者からなる会議が開催されているんです。私はこの会議に業界の代表として参加していて、漢方エキスや生薬に関して収載内容の素案作成や、確認を行っています。
ほかにも、厚生労働省令やその施行通知といった行政文書について、素案作成や最終確認を行うことがあります。

ほかに、薬剤師さんの業務はどんなものがありますか?

医薬品には、添付文書が必ず入っています。そこに記載されている「使用上の注意」などの文言作成や、変更なども重要な仕事ですね。ほかに、ケース、ラベルといった包装資材の表示の作成、変更、確認なども、医薬品医療機器等法や省庁からの通知に準じて薬剤師が行っています。
お薬を購入された方には、ぜひよく読んで正しく使っていただきたいと思います。

最後に、就活の皆さんへ一言お願いします。

薬剤師の方が栃木工場へ配属される場合、基本的に新製品開発業務の部門に配属されます。
この部署では、医薬品の誕生から市場供給がなくなるまでに行わなければならないすべての業務を行っています。日常の業務を行いながら、またときどきは外部講習会等の研修を受けながら、業務のやり方を身につけていくことができますよ。