- 天気や気圧が変化するとき(梅雨や台風など、悪天候のとき)
- 季節の変わり目
- 疲れがたまっているとき、寝不足のとき
- イライラするなど、ストレスを感じるとき
漢方では、人体を構成する要素を「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つと考えます。この3つが体内をバランスよくめぐっていると、健康が保たれるとされています。
そのひとつである「水」は、体をめぐる水分のうち「血」以外のすべての体液を指します。
漢方では、「水」が滞ることを「水滞(すいたい)」あるいは「水毒(すいどく)」と呼び、これが不調をまねくと考えます。
耳には平衡感覚をつかさどる三半規管や、聴覚をつかさどる蝸牛(かぎゅう)があり、それぞれリンパ液という液体で満たされています。 耳で水滞(水毒)が生じると、むくんだ状態となり、めまいや耳なりの原因のひとつになります。
また頭部全体に水滞(水毒)が生じることにより、頭痛が引き起こされることがあります。
神農 苓桂朮甘湯 エキス錠
効能・効果
体力中等度以下で、めまい、ふらつきがあり、ときにのぼせや動悸があるものの次の諸症:立ちくらみ、めまい、頭痛、耳鳴り、動悸、息切れ、神経症、神経過敏
用法・用量
次の量を食前又は食間に水又はお湯にて服用してください。
成人(15才以上) | 1回3錠 1日3回 |
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7才以上15才未満 | 1回2錠 1日3回 |
5才以上7歳未満 | 1回1錠 1日3回 |
5才未満 | 服用しないこと |
- 立ち上がるとフラッとする
- 気圧の変化で頭痛や耳なりがする
- 疲れやストレスがたまるとめまいや頭痛がする
- ちょっと動いただけで動悸や息切れがする
「苓桂朮甘湯」は、茯苓(ブクリョウ)、桂皮(ケイヒ)、朮(ジュツ)、甘草(カンゾウ)という4種類の生薬から1文字ずつ取って名付けられました。
「朮」は「蒼朮(ソウジュツ)」もしくは「白朮(ビャクジュツ)」を用います。「蒼朮」はホソバオケラまたはシナオケラ、「白朮」はオケラまたはオオバナオケラの根茎から作られる生薬です。「蒼朮」と「白朮」は区別して使われています。
神農 苓桂朮甘湯エキス錠は「蒼朮」を採用しています。
満量処方・・・承認基準(※)内の最大量を配合しているもの。
※一般用漢方製剤製造販売承認基準
四季のある日本では、季節ごとに出やすい不調があります。病院に行くほどでもないけど・・・という不調に対して、漢方でアプローチしてみてはいかがですか?